妊娠中の股関節の痛みの原因は円靭帯が原因かも

円靭帯とは

円靭帯

円靭帯とは骨盤内にあり左右から子宮を固定している靭帯です。足の付け根の鼠径部を通過しています。妊娠中(特に妊娠15週くらいから25週くらいまで)に子宮が急激に大きくなるとともに、円靭帯は引き伸ばされ、重さを支えるために厚くなります。そのために片側、もしくは両側の股関節あたりの痛みとなって感じられます。痛みは足の付け根が突っ張る感じであったり、下腹部が張ったような感じや痛みであったり、下腹部の痛みとして感じられることもあります。

円靭帯の痛みとは

円靭帯

痛みはずきずきするような、もしくは刺すような痛みで、急に姿勢を変えたときは、ベッドから起き上がる時、咳をした時、笑った時、寝返りをした時、お風呂から出る時などに、ずきっと痛むことがあります。また、よく動いた日などのは鈍痛を感じるかもしれません。切迫早産の疑いがない場合には、円靭帯と痛みということになります。

痛みは股関節の奥の方から、上の方に向かってまたは外側に向かって感じられます。痛みは長く続かず、急に姿勢を感じた時にずきっとする感じです。多くの場合、痛みは臨月まで続くことはありません。

円靭帯の痛みの対策

赤ちゃんへの影響はありません。円靭帯の痛みは少し休んでいればおさまります。

その他の対策

●急に姿勢を変えず、ゆっくりと動作を行う
●痛みを感じる方を下にして寝る
●お腹がゆれるような動きをしない

骨盤高位という姿勢でしばらく休むことによって、内臓が上がり子宮は内臓の重さから解放されて、円靭帯の痛みも柔らぎます。トコちゃんベルトを骨盤高位で巻くことをお薦めいたします。トコちゃんベルトをはすず時も、骨盤高位の姿勢ではずしてください。立ったままの姿勢ではずすと内臓が急に落ちるためです。

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