静脈瘤について

静脈瘤は通常、ふくらはぎの部分に出現しますが、太ももから陰部にまで現れることがあります。陰部にできていて気づかない女性もたくさんいます。出産に影響はありませんが、痛みを伴います。

妊娠中に静脈瘤ができやすい理由

妊娠していなくても、下半身の静脈は重力に反して、血液を心臓にもどすために一生懸命に働いています。それが、妊娠するとプロジェストロンというホルモンの働きで血液が下半身に滞りやすくなります。そこに成長する胎児の重さによって子宮が圧迫され、血液はますます心臓に循環しにくくなります。それによって、静脈瘤ができるのです。妊娠を重ねるごとに、静脈瘤のリスクは高まりますし、高齢出産の方もなりやすいです。また、遺伝的な要素も大きいです。およそ28%の人が妊娠中に静脈瘤を発症します。

静脈瘤がある場合の日常の注意点

  • 長時間立ったままでいないことが大切です。合間合間で横になったら、座ったりしましょう。10分置きが理想です。
    もし、立ち仕事が多い場合には、医療用の圧力ストッキングをはきましょう。
  • 多くの場合、妊娠前から静脈瘤があった場合以外は、静脈瘤は出産後6週間ほどで消失します。
  • 骨盤高位の姿勢をとりましょう。骨盤高位になることによって、骨盤底の血流が改善し、静脈瘤の腫れも軽減します。
  • 冷やす。横になって冷やすことで腫れが軽減します。
  • 重たいものを持ち上げないようにしましょう

静脈瘤改善にはトコちゃんベルトを骨盤高位で巻きましょう

静脈瘤がある場合、トコちゃんベルトをして却って、血流が悪くなり静脈瘤が悪化するのではないかとの質問がよくございますが、骨盤周囲を締めても深在静脈を圧迫しません。むしろ、骨盤高位で骨盤輪固定をしすると、骨盤内のうっ血が軽減されるために、静脈瘤・むくみは軽減しやすくなります。ただし、伸縮性のある一般の骨盤ベルトをしますと、輪ゴムを指に巻くと血流が滞るのと同じで、血流血栓性静脈炎や 産後の肺梗塞 (エコノミークラス症候群)になってしまう可能性がございますので、十分にご注意ください。トコちゃんベルトの場合は、妊婦さんの血流のことまで考慮して、ほとんど伸縮性のない生地で作られていますので、ご安心してご利用ください。

トコちゃんベルト+アンダー腹巻き